代わり映えのない日々を送っている。エアコンが付かないので，こたつで凌いでいたが、とうとう、こたつも壊れた。蛍光灯は完全に死んだ。就活をしている。リモート面接のとき明らかに俺の部屋だけ暗くてとても恥ずかしい。少しずつ暖かくなってきた。厳しい冬だった。
西村賢太が死んだ。祖父が死んだ時以来の、死の衝撃だった。追悼よりも何よりも先に、俺は彼の本を読み返した。きっとこれからも読み返す。彼の本が、文章が本当に好きだ。
研究は少し進んだ、けれどもまたすぐに新たな課題に直面した。気を病む暇もなく、実験に明け暮れている。あと一年の辛抱だ。思っていたよりもずっとずっと長く感じている。
作曲したものを、後輩たちが演奏してくれた。とても嬉しかった。理論の勉強と、実践を通して曲作りの力はかなり成長できた。良い趣味を見つけた。
韓国映画にハマっている。箪笥(たんす)というホラー映画がとてもよかった。とある姉妹の話なのだが、兄弟がいる人はとても共感できる内容なのではないかと思う。ただのホラー映画ではなく内容がしっかりしていて、怖いというよりは悲しいという心象が残る。俺には弟がいるので、オーバーラップする部分が多かった。おすすめである
恋人はできるも訳もなく、布団にこもって自家発電をしている。かにちゃんに、「お前、まだ童貞なのかよww」と言われ、そうだよな、23で彼女いない歴=年齢=童貞って、結構やばいよなと、突然顔に水をかけられたような気持ちになった。だからと言って、顔にかかった水をタオルで拭うこしかできない自分が情けない。人を好きになる、という心の機能がいつからか停止している感じ。よく、みんな人のこと、好きになれるなぁという気持ち。何がそんなに良いん？
音楽は聴いている。syrupの「吐く血」がかなり衝撃的だった。ジャンルに対するこだわりが年々薄れていっている。いわゆる現代ポップなんかも聴き始めた。髭団だけは生理的遺伝子的に拒絶してしまうが、キングヌーや、ヨルシカなんかはすげぇいいなと思った。雨とカプチーノが好き。
ということで。
